経営管理ビザとは外国人が日本でビジネス目的、つまり事業をするための在留資格です。法人、個人問わずジャパンドリームを夢見てやってくる外国人のためのビザというわけです。最初の申請は、事業計画と予想収支決算を疎明資料として提出しするので、あくまで計画や予想ベースですが、更新は税務署に決算報告しているのが前提なのですので、当然事業の実績が審査に加味されます。
昨年1年はコロナ禍の中での事業だったので、正直なすすべもなく事業が停滞。しかも期待していた楽天市場にも在留期限がネックとなって参入できず、全てにおいて散々たる結果でした。だからといってスルーで許可というわけにはいかないのが出入国管理局の審査です。将来が築けそうにない有様では、もう一度出直してこいとばかりの「出国命令」がちらつきます。単年数でも許可がでれば儲けものとまでは言い過ぎですが、入管のツッコミどころを丁寧に埋めていく作業を中心に申請書類を作成しました。
結果は1週間強でのスピード審査。追加提出資料もなく、許可を頂きました。もちろん単年でしたが、コロナ禍の中でもV字回復する兆しがあるので、次の更新時は複数年許可を狙えるかもしれません。赤字でもあきらめない経営者魂で乗り越えてほしいものです!