出入国管理局への申請は、「先ずは申請してみてください。」が基本姿勢です。こことこことを修正して・・・などと受理する前に肝心なところを教示してくれることを期待してはいけません。だから不許可という結果が少なくないのです。
今回は一度目が不許可だった案件。当事務所が依頼いただいた申請です。実は出入国管理局から不許可通知が届いた時に正直腑に落ちませんでした。早速申請書類を見て、「正直どこが不許可なの?」と思っていました。何度見直しても手落ちなどなさそうです。
もうこうなったら東北の本丸「仙台出入国管理局」へ乗りこむしかない!と思いたったが吉日、鼻息も荒く速攻電話で予約をかけて突き詰めてやろうと思っていたところ、仙台へ向かう道中に「あれ?これ?」という箇所を自分で見つけ、もうその時点で不許可理由が判明!案の定、出入国管理局の審査官から「ここですよ、ここ!」とその箇所を指摘されました。
それ以上突っ込む理由もないので、もとをとれとばかりに、現時点における入管法の取り扱いや事例、日ごろの疑問、果ては世間話までして帰路についた次第です。話を聞いてくださった審査官へは感謝しかありません。
今回の反省。外国文書は翻訳文も含め何度も見直すこと。間違いでしたとただ謝って済むほどリカバリーは簡単ではありません。むしろ再申請の方がハードルはあがります。出入国管理局がリカバリーの方法を教えてくれるわけもなく、審査も不許可だった事実前提ですから。
再申請して許可がでるまで「いろいろ」ありましたが、リカバリーができてホッとしております。怪我の功名と言いますが、リカバリーで信頼度がアップしたらしく、今まで自己申請していた複数人いたスタッフの更新を全部依頼いただきました。人生何があるかわかりませんね!
自己申請でお悩みのあなた!不許可になった時はぜひ当事務所へ相談してください!