日本人配偶者等の更新は婚姻状況が良ければ、それだけで許可可能性は高いです。そもそも夫婦となったことで、もらえる在留資格なので当たり前と言えば当たり前のことです。しかし、許可がでても単年なのか複数年なのかで大きく違います。
長年、日本人配偶者として生活基盤が日本に定着したら、この煩わしい更新手続きをいつまでもするのは面倒ですよね。万が一不許可でもでるものなら、出国命令もあり得るわけです。そこでほとんどの方が日本人配偶者→永住許可に進むのです。
しかし、永住の要件に複数年許可が必須となっており、単年許可だと、日本で何年仲睦まじい夫婦生活を送っていても永住は取れません。日本人配偶者の更新は大丈夫だろうと、本人申請して複数年が取れないことも少なくありません。実際、7~8年ずっと単年許可だったために、当事務所に相談にみえた方もいらっしゃいました。(もちろん当事務所の申請で複数年許可がでております。) そのほとんどの原因が入国管理局のホームページに掲載されている、更新に必要な書類のみをもって申請しているからにほかなりません。
もちろん、それのみで複数年許可がでることも当然あります。ただ、大事なパートナーのためを思うなら、「一日でも早く永住」をがいいのではないでしょうか?複数年許可を取りたいなら、ぜひ専門家に相談することをお勧めします。